現在、Uber Eatsや出前館などでは、登録希望者過多のため登録完了待ちの飲食店が増えています。
これは、飲食店側がコロナウイルスの影響でテイクアウトやデリバリーに業態をシフトしていることが要因です。
また、政府もテイクアウトやデリバリーに業態をシフトすることを推奨しています。
参考:
これは嬉しいことではありますが、物事には良いことと悪いことがあります。
それは、Uberや出前館などのデリバリーサービスに登録するだけでは売上は上がらないということです。
理由を以下で説明します。
①店舗登録数が増えているから。
上記でもお伝えしたように登録作業が追いついていないほど登録希望店舗が増えています。
登録店舗が増えるほど、単純に考えると1店舗当たりの注文数が減ります。
ホットペッパーなどを参考にするとわかりやすいと思います。当たり前のことですが、Webサイトには表示順というものがあります。この表示順が上位の店舗にアクセスは集中します。ページ数が後ろの方だったりページの下部にいけばいくほどアクセス数は低下します。
ホットペッパーでも上位表示の店舗の方が人気ですよね。
補足:
2:8の法則:売上の8割は上位2割で占められているという法則です。
今回のケースだと、売上の8割は上位2割の店舗で構成されているということです。
②プラットフォームやテイクアウト業者が増えているから。
UberEatsや出前館は国内では人気最高峰の出前プラットフォームです。
一方で、コロナの影響で今までデリバリー事業やテイクアウト事業に興味のなかった企業が参入をしてきております。また、市や自治体までもが自らデリバリーを手助けする動きも出てきました。
これによりプラットフォーム毎でも地域によって強弱が出るようになりました。
つまり、UberEatsや出前館だからといってどこでも注文が取れるとは限らないのです。
また、厄介なのが市や新規参入の企業、大手デリバリー業者それぞれがプロモーションを行なっているのでどこが本当に人気なのか素人にはわからなくなってきています。
では、どうすれば売上を上げることができるのでしょうか?
ポイントは2つです。
①登録するプラットフォームや業者を間違えないこと。その地域のプラットフォームやデリバリー業者の人気度、プロモーションの掛け方を理解することが重要です。各プラットフォーム、業者によって重点ポイントが異なりますので間違えると売上が全然出ないなんてこともあります。
②適度且つ、適切なプロモーションを行う。高額なプロモーション費をかければ良いということではありません。適切な部分に少額プロモーションを行うだけでも効果はかなり違います。
しっかり調べてこのコロナ期を乗り切ってください。
MonkeyPandaでは、各プラットフォームの動向などをチェックしています。
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